【基礎Camera】#3 背景ボカしたいな(F値のこと)

みんなが大好き「背景ボケ」
主題が一目で分かり、そこに集中させてくれるので分かりやすい写真になります。ポートレートとか主題を強調させたい時などにとても有効です!

このボケは実は簡単にできます。これだけ見ればすぐボカすことができます!いいですか??

F値を開放にして撮る!!

これだけでとりあえずボカすことができます。すぐにできるのでチャレンジしてみてください!ただ、それだけじゃうまくいかないのがカメラの面白いとこです。ここではいくつか、ボカす方法を書いていきます。
F値の変え方はカメラメーカーによって違うのでそこはお手持ちのカメラの説明書またはGoogle先生に聞いてみてくださいね!
Canonだと「絞り優先モード(Avモード)」にすると簡単に変えれますよ!

前回の見てない方はこちらから

前回は露出(写真の明るさについて)

F値

ボケを一番簡単に作れる方法が、F値です。前回の露出で学んだ専門用語ですが、このF値を変えることでレンズの絞り穴の大きさが変わります。
ボカしたい場合は、このF値を小さい設定にすることでボケを生み出すことができます。ではなぜボケていくのでしょうか??それにはピントが合う深さが関係してきます。

被写界深度

被写界深度はピントが合う範囲のことです。ピントはカメラに対して面であいます。ピントをあわせた被写体と同じ水平にあるものもピントがあり前後は被写界深度によってピントのあう幅がきまります。人物を撮影する時に被写体にピントがあっていて背景ボケしている写真は、被写体の手前もボケています。

どうですか??
1枚目の写真は背景もボケていますが、手前の藤の花もボケています。これはカメラの近くにあるものをボケさせて、被写体にピントを合わせて、背景は被写体と遠くなる景色にするとボケのサンドイッチができます!!

2枚目は手前の葉っぱがボケています。被写体の女性にピントを合わせていますが、女性と同じ面にいる椅子などにもピントは合っていてまた背景も女性に近いためボケていません。これは被写界深度の中に被写体(女性)と背景が収まっているためです。

3枚目は、集合写真です。以外と奥が深いのが集合写真です。人が増えれば増えるほど人が前後に並ぶので被写界深度を深く(F値を大きく)する必要があります。被写界深度を浅く(F値を低く)すると、ピントが合ってる人とあっていない人がでてきてしまい、大怪我することがあるので注意が必要です。また被写界深度を深く(F値を大きく)することでシャッタースピードも意識することになるので特に暗い環境で大勢いる集合写真は気をつけたほうが良いです。
写真館さんや結婚式の集合写真など、カメラマンさんは三脚持っていたりしますがこれは水平垂直を守るためもありますが、手ブレ防止もあります。一番かっちりとした記念写真になるので特に気を使うシーンの一つでもあります。

4枚目は、手前ボケを大きくすることでカラーフィルターみたいにできる!という小技です笑
これもカメラの近くにあるものを大きくボカスことでこのようなことができます。

このように被写体から距離が離れているものほどボケは徐々に大きくなります。
ボケのサンドイッチをすることで「こいつやるな!」と思わせるテクニックになりますので覚えておきましょう!

ボケでつくるストーリー

スポーツなどで、人がたくさんいる中で誰を見せたかったのか?何を見せたかったのかが表現できるのがボケです。シャッタースピードを速くするとF値が低く設定できます。上の写真を例にすると、この写真の主役は少年です!後ろ姿ですが主役なのです。これを必死に楽しそうに止めようとしているのが大人という構図になります。

この写真では、ボールを蹴る少年にピントがあっており、それをブロックする大人が縦にならんでいます。少年から遠くなればなるほど大人はボケていきます。
「さぁ、大人よ俺を止めてみろ!」みたいな絵になります。

例えばこれが、大人側にピントをあわせる場合はちょっと変わって
「さぁ、俺からゴールを奪ってみろ!!」となるはずです。
ピントとボケを使い分けることで主役が変わり、写真に物語をつくることができます。

仮にこれがみんなピントあっていたとしたら、誰が主役でどんな感情なのかがわかりにくくなります。

もっと少年の表情が分かるほうがいい!そう思う方もいるかと思いますが、この瞬間この位置でしか撮ることができなかったのでこの構図となりましたが…少年の表情はわかりませんが、大人が子供と一緒に楽しそうにしている写真が撮りたくなったのでこういう写真も撮りました!もちろん別の写真ではこの少年の表情がわかる写真は撮っています!

ボケをマスターして写真表現を楽しもう

いかがだでしたか?
ボカすことはとても簡単ですが、簡単すぎて意識することなくなんとなくボカしてしまうとそれはそれでつまらない写真になるので注意しましょう。でもはじめはボケることが楽しくてとにかくボカしたくなる気持ちがとても分かります笑

やっぱいいよ、ボケは笑
F値は写真の表現の幅を広げてくれます。同じ被写体、同じ構図でもF値を変えるだけで全く違う写真になるのだから面白いです。
今目の前にあるものでも実践できるし、カメラを持ってお散歩したくなりませんか?是非色々試してみてください!!

素敵なカメラライフを!!

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